日経平均株価で相場を知ろう
日経平均株価の値動きを分析することで、個別銘柄の売買タイミングを計ることができます。株式投資の初心者にとっては、売買タイミングをどのようにして把握するかは、大変悩ましい問題かもしれません。
そこで、私、知勇泰然が日頃の相場を分析する指標としている「日経平均株価」を使った売買タイミングの取り方を伝授しましょう。
下の図は、2007年2月から7月13日までの日経平均株価の日足チャートです。
分かりやすくするために、5月初めからの日足にトレンドラインを引いてみました。
1番下のラインが割安ライン(アンダーバリューライン)で、上昇相場の時にこのラインを下抜かず、株価が跳ね返されて上昇していくときは、今なお上昇相場が続いていくと判断します。
下から2番目が、中立的なライン(フェアーバリューライン)です。
そして、一番上が、割高ライン(オーバーバリューライン)です。このラインに株価が近付くと調整の下落がそろそろ始まるのではないか、ということが予測できるわけです。
ちなみに、下の図は、右肩上がりになっていますので、上昇トレンドにあります。これが、逆に右肩下がりになってしまうと、上記の説明も逆になってしまいます。
さて、下のチャートを見ると、ものの見事に割安ライン付近で株価が下げ止まって、上昇に転じているのが分かりますね。
このことから、チャート以外のその他株式市場をとりまく相場環境から上昇相場が続く確率が高いと判断できた場合には、この割安ラインに近づけば株価が下げ止まって上昇に転じる可能性が高い。だから、個別銘柄もそろそろ上昇に転じそうだから、買いの準備を行う(=待ち伏せ水準の設定)ことが可能となります。
このように、日経平均株価の動きを分析することで、相場全体の予測ができるようになりますので、個別銘柄の売買タイミングも取りやすくなるわけです。
そして、このような根拠を持った分析を行い、売買判断に生かすことで、株式投資の勝率を上げていくことができるのです。
下の日足チャートを見ると、直近は、割安ラインに接して大きな上昇となりあっという間に中立的なライン付近まで来ています。強い上昇を示していることから、さらに割高ラインまで上昇する可能性もあります。
しかしながら、チャートを見ると、中立的な水準で上げどまって再度調整に入ることも考えられますので、株式投資の初心者は、再度の押し目を狙った方が良いように思われます。
参考までに、下の日足チャートのオレンジは25日移動平均線、グリーンは、5日移動平均線です。
再度の押しを狙った方が良いと書きましたが、私、知勇泰然なら、25日移動平均線付近まで下げてきた時に買っても良い銘柄があれば、買いエントリーする方法を選択します。